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スター・トレック (2009)

 

ストーリーの背景には、ロムラン星人の炭鉱頭だったネロと、バルカン星人であるスポックとの確執がある。以下が「スタートレック」のあらすじだ。

 

星の寿命を迎えたロムラン星は、そのままにしておくと、大爆発を起こして銀河系を吹き飛ばしてしまうことがわかった。そこで惑星連邦はスポックに、ロムラン星を爆発させずに、ブラックホールにすることを命じる。そのためには、ロムラン星にある特殊鉱物をバルカン星で赤い物質に精製する必要がある。この赤い物質は核融合を繰り返して重力を生むため、膨張しかけていた星に投じるとブラックホールになる。

 

自分たちの星の将来を知ったネロは、スポックが自分たちを助けてくれるものと信じて協力する。しかし、スポックによってロムラン星はブラックホールにされ、自分の妻とそのお腹の子供も死んでしまう。

 

ロムラン星がブラックホールとなり、ネロは宇宙炭鉱船とともにそれに吸い込まれてしまう。だが、それは数十年前の世界へのタイムスリップとなった。

 

過去にタイムスリップしたことを悟ったネロは、バルカン星人と若き日のスポック、そして惑星連邦に復習しようと執念の火を燃やす。

 

惑星連邦はそれに対抗するため、宇宙艦隊を出陣させる。USSエンタープライズ号もそのひとつだ。士官学校を卒業したばかりのスポックと、ジェームズ・T・カークは、未来で起こった出来事を何も知らずにUSSエンタープライズ号に搭乗し、ネロと戦う。

 

ネロは特殊な炭鉱用放電ドリルを使ってバルカン星をブラックホールにしてしまう。そこでスポックは、地球人の母を失う。スポックにとってもネロは仇となる。

 

ネロは将来のカークのことも知っている。そのカークは、自分が誕生するその瞬間に、船長だった父がネロとの戦闘で死に、その仇でもある。

 

楽天家のカークと論理派のスポックは、犬猿の仲だった。USSエンタープライズのパイク船長がネロに捕らえられた後、スポックが代理船長に就任し、一旦撤退することを決める。しかしカークはあくまでも攻撃を続けることを主張。挙句の果てに警備官と乱闘になり、スポックの命令でバルカン星の月に島流しにされてしまう。そこからストーリーは急展開していく。

このように「スタートレック」のストーリーはタイムスリップの要素を含んでいて複雑だ。しかし映画を観ているときはあまり気にならない。それは、この映画のテーマが、若き日のカークとスポックの人物描写にあり、若い俳優たちが生き生き演技しているからだ。
 

http://hollywoodchannel.blog34.fc2.com/blog-date-200905.html

 

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時は西暦2233年。連邦の宇宙船「USSケルビン」は未知の巨大宇宙船の攻撃を受ける。艦長はその相手との交渉の為敵船へと乗り込むが、交渉するまでもなく抹殺。艦長亡き後、引き継いだのはジョージ・カーク。一方的に不利な状況から、彼は撤退を判断。乗組員は小型シャトルに次々と乗り込むが、カークは自動航行装置が故障したUSSケルビンに一人残り、敵への体当たりを敢行した。僅か13分だけの艦長であった・・・そして、その最中にシャトル内で生まれたのがジョージの息子、ジェームズ・タイベリアス・カーク。後に数々の伝説を作った男だ。

 

時は経ち、カークは少年になっていた。知り合いのビンテージカーを勝手に乗り回す等、自暴自棄な生活は父親のぬくもりを知らなかった為だろうか。

 

一方、地球と同盟関係であるバルカン星では、その血に悩む少年がいた。彼の名はスポック。後にカークと共に数々の困難を乗り越えた、もうひとりの伝説。彼は純粋なバルカン人ではなかった。母が地球人だったからだ。その血の為に同級生たちからはからかわれ、怒りを露にしないバルカン人とは違い、感情に任せて殴り掛かるのであった。しかし彼はバルカン人として生きることを選ぶ・・・

 

やがて二人は運命に導かれるように出会うこととなる。惑星連邦宇宙艦隊の士官スポックと、士官候補生のカーク。論理的行動を重んずるスポックにとって、感情を露にし、掟破りの行動をするカークは厄介な存在だった。テストで不正を行ったカークと、そのテストを造ったスポックの議論がアカデミー内で白熱する中、バルカン星からの救難信号を受け、候補生たちは士官たちと共にバルカン星へ向こうこととなった。

 

その中の一隻、新造艦「USSエンタープライズ」。謹慎の為、参加することが出来ないカークを救ったのは友人のマッコイ。彼の機転で、カークも乗り込むことが出来たのだ。その救難信号を不審に思ったカークは、司令室へと一目散に走って行く。「これは、罠だ!」

 

http://waltz-in-blue.blogspot.jp/2009/06/2009.html

 

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